今年もランドセル商戦が始まりました。
このページでは男の子・女の子に人気のランドセルの売れ筋ランキングを調べました。
6年間しっかり使えて、こどもが喜ぶランドセルを選びたいですよね。
今年も壮絶なランドセル商戦がはじまることが予想されます。

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【2024年度版】男の子・女の子に人気のランドセル比較・選び方 人気の色・重さを工房・メーカー別に解説

今年もランドセル商戦が始まりました。

6年間しっかり使えて、こどもが喜ぶランドセルを選びたいですよね。

今年も壮絶なランドセル商戦がはじまることが予想されます。

ランドセルは9月中旬になると人気モデルはほぼ売り切れ。

例年どおり9月中旬までに購入することをおすすめします

繁忙期:8月
准繁忙期:5月


となっています。

ランドセルには大きく分けて3種類あります。

1、工房系
比較的小さなお店が、革選び、デザイン、造り方などこだわってじっくり造り上げるタイプ。

鞄工房山本、土屋鞄や萬勇鞄、池田屋さんなどが有名。

人気工房のランドセルは、夏前の早い時ろ期に予約受付を始めるところも。大量生産はしないので、直ぐに予約受付終了となる所もあります。

2、大手ブランド
各ブランドから出されているランドセル。ミキハウスとか、メゾピアノなど。

百貨店などで色々と見れます。

夏過ぎても工房系よりは手に入り易い。

3、大手メーカー
イオンやイトーヨーカ堂などから出されているランドセル。値段が手頃で、軽くて丈夫なイメージがあります。こだわなけれは一番手に入り易いかも。

1〜3問わず値段は本当に様々。

2、3万〜10万前後まで幅広いかと。

今はだいたいどこもA4クリアファイル対応。

刺繍なども簡単には取れません。

あとは、本革か、クラリーノかなど素材によって重さが違って来ます。

狙っているブランドやカラーをある程度絞られている方は早めにチェックして購入検討しましょう。

今年も

工房系では「池田屋」「鞄工房山本」「萬勇鞄」

量産系では「フィットちゃん」「セイバン天使の羽」

あたりは人気で、工房系は人気の商品は売り切れが早く、量産系は売り切れる可能性は考えづらいですが、プレミアムモデルもありますので見ておくだけでもよいので、チェックしておきましょう。

このページの目次

男の子・女の子に人気のランドセル

萬勇鞄ランドセル


1950年からある老舗で、人工皮革、牛革、コードバンと多様な素材があるのが特長。

大手ブランドよりはモデルの数は少ないのですが、丁寧に作られ丈夫なのが人気をよんでいます。

とくにデザインがおしゃれ。ネームプレートも見栄えが良く、上品さが漂っています。


6年間保証・A4ファイル対応・ネームプレート・オートロック・持ち手、すべてついております。


萬勇鞄 男の子人気ランドセル


男の子は

牛革


1位:「ノブレス

2位「ファルベ

3位「リリークレスト

人工皮革


1位:「ノブレス

2位「ベーシック

3位「オラージュ

が人気です。

毎年この3つの順位が入れ替わってます。

ほんと上品で高級感ありますよ。

余談ですが、上の子はノブレスの紺(人工皮革)に決めました。

萬勇鞄 女の子人気ランドセル


女の子に人気なのが

牛革

1位「クローネティアラ

2位「ラッフル

3位「シャルムローズ

人工皮革

1位「クローネティアラ

2位「シャルムローズ

3位「ファラーシャ

が根強い人気です。

重さと価格の目安表です。男女とも重さや価格に差はありません。


【写真あり】
萬勇鞄ランドセルを買った感想はこちら


フィットちゃんランドセル

ランドセルの中では抜群の知名度があるフィットちゃんですが、これだけ人気が高いのはこだわり抜いたランドセル設計にあります。

フィットちゃんは、軽さを追及しながらも作りや素材のランクは下げることなくしっかり製造されています。

軽いし丈夫ですし、A4フラットファイルを入れるならフラットファイル対応を選びましょう。

女の子が全体の6割、男の子が4割の割合で購入しています。

コードバンや牛革もありますが、人工皮革(クラリーノ)が一番人気です。

6年間保証・A4ファイル対応・ネームプレート(紙・カード)・オートロック・持ち手、すべてついております。


フィットちゃん 男の子人気ランドセル

男の子は

1位「グットボーイ

2位「タフボーイ

3位「カーボンロック

が人気です。

フィットちゃん 女の子人気ランドセル


とくに女の子に人気なのが

1位「プティガール

2位「プラチナフラワー

3位「リトルスタープリンセス

が人気です。

最近はラベンダーが人気ですね。

フィットちゃんランドセルの公式サイトへ


セイバン天使のはね

「背負いやすくからだに負担がかかりにくいランドセル」をコンセプトに日本の職人さんがプライドをかけて作っています。

長年の実績とシェアは日本でもトップクラスです。


天使のはね 男の子人気ランドセル



男の子は

1位 「
モデルロイヤル ドラグーン

2位 「モデルロイヤル ベーシック

3位 「モデルロイヤル・レジオ バロック

が人気です。

天使のはね 女の子人気ランドセル


女の子は

1位「モデルロイヤル クリスタル シャーベットミント×アクア

2位「モデルロイヤル クリスタル パステルパープル×ベビーピンク

3位「モデルロイヤル・レジオ ベーシック

が人気です。

天使のはねの公式サイトへ


池田屋ランドセル

最近は、派手で目立つランドセルが増えていますが、時代に流されないモノづくりを続けているのが池田屋です。

昭和25年に創業した池田屋は、カバンや財布など革製品の製造販売のノウハウを活かし、機能性の高いランドセルを作っています。


池田屋 男の子人気ランドセル

男の子は

1位「ベルバイオスムース カラーステッチ

2位「ツヤ消しクラリーノシンプルステッチ

3位「マットクラリーノ カラーステッチ

が人気です。

池田屋 女の子人気ランドセル

女の子に人気なのは

1位「イタリア製防水牛革プレミアム

2位「マットクラリーノ カラーステッチ

3位「ツヤ消しクラリーノシンプルステッチ

が人気です。

池田屋のランドセルは人工皮革に人気が集まっていますね。


池田屋ランドセル公式サイトへ


ふわりぃのランドセル

ふわりぃは、鞄やスーツケース、ビジネスバックなどを扱う老舗鞄メーカーの株式会社協和のランドセルブランドです。

日本で初めて人工皮革のクラリーノをランドセルに採用したふわりぃは、人工皮革ランドセルの中ではトップクラスのシェアを誇ります。

ふわりぃの一番の特徴は、なんといっても軽いということ。

軽量化と同時に、強度を落とすことなく、さらに機能性も妥協しないランドセル作りに成功したランドセルなのです。

機能性でいうと肩ベルトにふわりんこショルダーを入れることで、体型や身長の変化にも柔軟に対応しています。

障害者の子ども用のランドセルもあり、とても思いやりを感じるランドセルです。

ふわりぃ 男の子人気ランドセル

男の子は

1位「ロイヤルコレクション

2位「スーパーフラッシュ

3位「プラチナセレクト

が人気です。

ふわりぃ 女の子人気ランドセル

女の子に人気なのは

1位「グランコンパクト

2位「スーパーフラッシュ

2位「プレミアムコレクション

が人気です。

ふわりぃランドセル公式サイトへ


土屋鞄ランドセル

株式会社土屋鞄製造所が作る土屋鞄のランドセルは、直営店かホームページでしか購入できません。

1年で製造できる個数には限りがあるため、購入を検討している場合は早めに情報収集を行っておく必要があります。

土屋鞄の特徴は、見える部分はもちろん見えない部分にまで職人とデザイナーがこだわって仕上げていることです。

土屋鞄が考えるランドセルは、ただ子供が使うものというだけではありません。

ランドセル選びから始まり、6年間毎日使い、その後も家族の心に残り続けるのがランドセルの位置づけです。

だからこそ、素材はもちろん丈夫さと美しさを兼ね備えることへのこだわり、金具へのこだわり、使い心地へのこだわりが詰まっているのが特徴になります。


土屋鞄ランドセル公式サイトへ


鞄工房山本

流行りに流されることなく、本当に使いやすい鞄だけを作り続けるのが昭和24年に創業した鞄工房山本です。

その鞄工房山本が手がけるランドセルはデザインだけ見ればスタンダードですが、子供が使うものという妥協は一切ないのが魅力。

一生ものの鞄を手がける鞄職人が作るのですから、単に丈夫というだけではなく、壊れやすい細部までしっかり作り上げるのが鞄工房山本の特徴です。

ただ、人工皮革は他のランドセルに比べてやや重い点を考慮しましょう。


鞄工房山本公式サイトへ


キッズアミ

ランドセルには、工房系と専門ブランド系の2つのメーカーがありますが、キッズアミは両方の良いところだけを取ったブランドです。

ナース鞄株式会社のランドセルブランドとなるキッズアミは、昭和23年創業という古い歴史を持っていて、なんと文部大臣賞まで受賞したランドセルです。

キッズアミの特徴は、シンプルながらも先進的な機能が搭載されているというところ。

荷物が多くなったときは、ファスナーを開くことでマチを広げられる機能です。

子供は、小さいうちは整理整頓がうまく出来ないので、荷物をそのままランドセルの中に詰め込んでしまいます。

そのため型崩れをしたり、蓋やロックの部分が壊れてしまったりするのですが、マチ広機能がついていれば内容量を増やせるので安心です。


キッズアミ公式サイトへ


生田ランドセル

創業60年という老舗ランドセル工房の生田は、さまざまな遍歴を経ている異色のランドセルブランド。

ランドセル工房生田の特徴は、セレクトオーダーができる点です。

すべてがオーダーメイドとなると値段も張ってしまいます。

ですが、ベースのランドセルをカスタマイズしているセレクトオーダーであれば、かなり抑えた価格で自分だけのランドセルが作れます。

ベースのランドセルは5種類あるので、自分の好みのデザインで作れるのも魅力ですね。

気になるお値段も、ホームページのオーダーシュミレーションで見積もりを出せるので、しっかり予算内でおさめられます。


生田ランドセル公式サイトへ

【男の子・女の子のランドセルの選び方】失敗・後悔しないのポイント・色について解説


ランドセルの選ぶポイントと男の子と女の子のランドセルの選び方、ランドセルの素材について解説しています。

最近は低価格のランドセルも増えていますが、それでも安い買い物ではありません。

だからこそ子供のそのときの気分や流行りで選んで失敗なんてことにならないように、ランドセル選びのポイントを押さえておきましょう。

失敗しない選び方の4つのポイント

重さ

高学年になれば特に問題はありませんが、低学年の小さい子供にとってはランドセルの重さはかなりの負担です。


登下校は毎日のことですから、通学が憂鬱にならないように、教科書を入れた時の重さも考慮して軽いランドセルを選びましょう。

収納力

収納力がないランドセルは、教科書が入れづらかったりプリントがぐちゃぐちゃになるなど使い勝手が悪いです。


またサイドフックがないと手荷物が多くなり、登下校の安全面でも心配なので、収納にゆとりがあるものを選びましょう。

保証期間

6年間の修理保証はマスト。

保証がついているランドセルであれば、無料で修理してくれたり修理期間中はランドセルを貸出してくれます。

壊れたからといってすぐに買い換えられるものではないので、保障がついているかもしっかりチェックしましょう。

価格

今のランドセルの売れ筋の価格帯は、5〜7万円くらいです。

この価格を超えると、品質に大きな違いはなくなります。

価格によって品質は変わりますが、安いものは粗悪品で高いものはどれでも安心というわけではありません。

大事なのは、ランドセルの機能と価格が釣り合っているかどうかなので、価格だけで劣悪を決めるのは止めましょう。

A4サイズが余裕で入るランドセルかどうか確認しよう

現行で発売されているランドセルの多くはA4サイズ対応になっています。

ただしブランドによって対応サイズが違うため、A4サイズ対応というだけでは入りきらないことがあります。

教科書や連絡袋が入りづらいと不便ですから、サイズはしっかり確認してください。

希望するランドセルの条件は明確にしよう

ランドセルは、祖父母や親戚から入学祝いとしてプレゼントされることがあります。

ただし子供が使うものですから、プレゼントしてもらう場合は必ず好みのデザインやカラーを伝えましょう。

また学校によっては色指定があったり、ランドセルの収納力も重要ですから、できればブランドや商品名を伝えておくと失敗がありません。

ランドセルのタイプとしては、3つあります

1、工房系

比較的小さなお店が、革選び、デザイン、造り方などこだわってじっくり造り上げるタイプ。

土屋鞄や池田屋さんなどが有名。

人気工房のランドセルは、夏前の早い時ろ期に予約受付を始めるところも。大量生産はしないので、直ぐに予約受付終了となる所もあります。

2、ブランド

各ブランドから出されているランドセル。ミキハウスとか、メゾピアノなど。百貨店などで色々と見れます。

夏過ぎても工房系よりは手に入り易い。

3、大手メーカー

イオンやイトーヨーカ堂などから出されているランドセル。値段が手頃で、軽くて丈夫なイメージがあります。こだわなけれは一番手に入り易いかも。

1〜3問わず値段は本当に様々。

2、3万〜10万前後まで幅広い。

今はだいたいどこもA4クリアファイル対応。

刺繍なども簡単には取れません。

あとは、コードバン、牛革、クラリーノかなど素材によって重さが違って来ます。

狙っているブランドやカラーをある程度絞られている方は早めにチェックして購入検討しましょう。

人気ブランドは予約開始日をチェック

事前に欲しいブランドが決まっている場合は、予約販売日や受注開始日を確認しておきましょう。

特に人気のブランドは生産量が決まっていますから、夏前に売り切れてしまうことも多いです。

妥協で購入するのは失敗のもとですし、6年間も使い続けるものだからこそ売り切れる前に購入できるようにしておきましょう。

次は男の子と女の子のランドセルの選び方を解説します。

男の子用のランドセルの選び方と人気のカラーについて

性格に違いがあっても、男の子というのはどうしても物の扱いが乱暴になってしまいます。

 

さらに、ランドセルを背負っていても元気いっぱい動き回るので、女の子よりもランドセルがへたれてしまうのが早いと言われています。

 

そんな男の子にはどんなランドセルが良いのか、選び方や人気のカラーを見ておきましょう。

 

6年間しっかり使える選び方

新一年生になる男の子にとって、ランドセルは大人への第一歩となる憧れのアイテムです。

 

だからこそ最初は大事に大事に使いますが、慣れてしまうと放り投げて遊んだり、ランドセルの上に座ったりし始めてしまう子が多いのが実情です。

 

ですので、人によっては三年生ぐらいでランドセルを買い換えるなんてこともあるようです。

 

ランドセルは安いものではありませんから、買い替えだけは避けたいですね。

 

そうならないためにも、男の子用のランドセルは丈夫で傷に強い素材を基準に選ぶのがオススメです。

 

丈夫な素材であれば多少乱暴に扱っても壊れませんし、傷がつきにくければボロボロになって買い換えるなんてことにもなりません。

 

ですので、しっかり6年間使えるランドセルを選ぶには素材重視で選ぶのが正解です。

 

安定した人気のカラーは?

未就学児の年代だと、直感でカラーを選んでしまいがちです。

 

近年はランドセルのカラーバリエーションが豊富になっているので、パッと目に入ったカラーを選んでしまうことも少なくありません。

 

ずっと使うものだから子供が好きな色のランドセルを、と思ってしまいますが、小学生は日に日に成長します。

 

成長とともに好みも変わりますし、例え好きな色であっても子供っぽい色を恥ずかしがります。

 

先輩ママでもカラー選びで失敗したという経験談が多いので、それを踏まえてカラーを選ぶ方が多いようです。

 

ですので、カラーバリエーションが増えた現代でも、男の子用のランドセルの一番人気は定番の黒になります。

 

次いで紺色やダークグリーン、茶色など、いずれにしても男の子は落ち着いた色が人気になっていますね。

 

商品によって機能もカラーも違うランドセルは選ぶのが難しいですが、基本となる選び方を参考にして子供も親も満足できるランドセルを見つけてください。

女の子用ランドセルの選び方と人気のカラーについて

女の子は、年齢とともに自分の好みがはっきりしてきます。

 

洋服でも靴でも、親が選んだものだと嫌がったりするようになるので、ランドセルも子供の意見を取り入れる必要がありますね。

 

ですが子供の好みだけで選んでしまうと失敗することもありますから、基本の選び方と浮かない人気のカラーをチェックしておきましょう。

 

後悔しない女の子のランドセルの選び方

ランドセルは一見どれも同じに見えますが、細かい部分でブランドやメーカーごとに機能が違います。

 

女性のバッグでも、同じような大きさ形であってもポケットの大きさや数、フックなどに違いがあるのと一緒です。

 

各ブランドでちょっとした違いがあり、それが使いやすさにつながります。

 

女の子はランドセルを乱暴に扱うことはほとんどありませんから、傷がつきづらいという点はあまり気にしなくて大丈夫です。

 

それよりも予備のハンカチを入れるためのポケットや、お知らせのお手紙を入れられるスペースなど、きちんと仕分けできる機能があった方が便利です。

 

ですので基準としては、女の子の場合だと機能性や使い勝手など、内部のスペックを重視して選ぶのがおすすめです。

 

女の子に人気のカラーは?

女の子用のランドセルは、男の子用と比べると本当にカラーバリエーションが豊富です。

 

ピンクだけ見ても、淡いベビーピンクや少しオレンジがかったサーモンピンク、ネオン系のピンクなどいろいろ揃っています。

 

他にもブルー系やパープル系、変わったところでは女の子用でも紺色などダークなカラーも発売されています。

 

以前は、女の子用ランドセルの人気カラーと言えば、パステル系が主流でした。

 

しかし最近は、どちらかというと茶系や紺系など落ち着いた色が人気になっているようです。

 

ただ実際に小学校に通っている女の子のランドセルの色の割合は赤が多いので、スタンダードで目立たないカラーが人気と言えるでしょう。

 

昔よりも種類が豊富なので、ランドセル選びは本当に難しいかもしれません。

 

ですが、機能やカラーなどを子供と親で摺り合わせておくと絞り込みやすいので、まずはいろいろなランドセルの情報を取り寄せて楽しく選んでください。

ランドセルの素材について詳しく解説

ランドセルの素材には、コードバン・牛革・人工皮革とありますが、まずはそれぞれの違いを表にします。

 

 

ランドセルの素材コードバンの特徴

ランドセルの素材の中でも、もっともしっかりしている高級品と言われるのがコードバンです。

 

と言っても、初めてランドセルを購入するという方には耳慣れない素材かもしれませんね。

 

コードバンの特徴をご紹介するので、ランドセル選びの際の参考にしてみてください。

 

ランドセルの素材の中では一番の強度

コードバンというのは馬のお尻の革から作られる素材で、ランドセルの蓋の部分を作るためには1頭から2枚分しか取れません。

 

さらに、職人さんが手作業でじっくりなめして磨き上げて加工するので、かなり手間がかかります。

 

このように希少価値が高い素材ですから、その分お値段も高額になります。

 

ですが単に高いだけではなく、ランドセル素材の中では一番強度が高いというのが特徴です。

 

ランドセルは毎日使うので、どうしても型崩れしたりボロボロになってしまいます。

 

コードバンは普通の革よりも重くて硬い素材なので、型崩れしにくく傷もつきにくいですから、6年間使うランドセルにはもっとも適していると言えるでしょう。

 

コードバンは使い込むほどに体に馴染む

ランドセルというのは、使い続けるとどうしても形が崩れてしまいます。

 

特に肩バンドの部分はよく使うので、形が変形して背負いづらくなることも少なくありません。

 

ですが、コードバンはもともと型崩れしづらいという特徴に加え、体に馴染みやすいという特徴があります。

 

革の中でも、繊維のキメが細かく質感もなめらかなので、使い続けるほどに自分の体に馴染んでいきます。

 

そもそもコードバン自体が数年でダメになってしまうというものではなく、丁寧にお手入れをしていれば一生付き合える素材です。

 

だからこそ1学年成長するごとに使いやすくなるというのも、コードバンの特徴です。

 

コードバンはかなりの高級品ですが、それだけの価値がある素材です。

 

低価格で使い捨てのものが増えている現代ですが、使い続けるランドセルだからこそ最高級の素材でと考えるのであれば、コードバンはもっとも適しています。

 

ランドセルの素材牛革の特徴

高級ランドセルの素材としてもっともポピュラーなのが牛革ですね。

 

近年は、軽くて耐久性のある新素材のランドセルも増えていますが、牛革は根強い人気を誇っています。

 

時代を超えて支持される牛革は、どのような特徴があるのでしょうか。

 

使いやすさと耐久性がちょうど良い

牛革は、牛の皮をなめして作られる革です。

 

この牛革の特徴は、重さや耐久性、耐傷性、品質に対する価格などあらゆる点において中間にあるということです。

 

クラリーノなどの新素材と比べると、重さがあるものの耐久性に優れています。

 

コードバンと比べると耐久性に劣るものの、重量は軽いので新一年生への負担は軽減できます。

 

ただし、コードバンより耐久性が劣ると言っても、牛革の丈夫さはお墨付きですから安心して使えます。

 

子供によってランドセルの扱い方は異なるので、何かに特出した機能があるよりも、牛革のようにすべてが平均点といった方が使い勝手は良いでしょう。

 

また価格もそこまで高くはありませんし、カラーのバリエーションも豊富なので選択肢が広いのも嬉しいですね。

 

ランドセルの素材にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、牛革はその差がほとんどないので、失敗が少ないというのが最大の特徴かもしれません。

 

長く使うと味わいが出る

革製品の魅力は使えば使うほど味が出るというものですが、牛革のランドセルも年を重ねるほどに味わい深くなるのが特徴です。

 

小学生には、革の深い味わいは分からないと思う方も多いでしょう。確かに、低学年のうちはぴかぴかつるつるのランドセルが嬉しいものです。

 

ですが小学生と言っても、高学年になると物が持つ味わいを理解するようになります。

 

また思春期を迎える年頃になると、大人への憧れが強くなってくるので、渋い牛革のランドセルの子供っぽくないところに魅力を感じるかもしれません。

 

牛革に味わいが出る頃には子供の感覚も変わってくるので、いつまでも飽きずに使えるのも特徴と言えるでしょう。

 

このように丈夫で長く使える牛革ですが、定期的なお手入れは欠かせません。

 

特に水に弱い性質があるため、雨が降ったり湿度が高い季節はしっかりお手入れする必要があるので、その点をしっかり考慮して検討しましょう。

 

ランドセルの素材人工皮革(クラリーノ)の特徴

現在生産されているランドセルの約90%を占めるのが人工皮革です。

 

クラリーノとは株式会社クラレが作った「人工皮革」のことです。

 

利用者数のシェアの割合で言っても人工皮革は約60%以上なので、それだけ多くの人に選ばれているということです。

 

ランドセル素材の主流となる人工皮革の特徴を解説します。

個性的でデザインも豊富

人工皮革の一番の特徴は、なんといってもカラーやデザインの種類が豊富というところでしょう。

 

昔のランドセルが黒か赤しかなかったのは、基本的に天然皮革から作られていたからです。

 

近年のランドセルがハイスペックになったのは技術の向上もありますが、やっぱり人工皮革が登場したことが一番の要因になります。

 

加工がしやすいのであらゆるカラーやデザインを楽しめるのは、人工皮革ならではですね。

 

また、人工的に作られているからこそ、軽くて柔らかいというのも特徴です。

 

天然皮革は素材をそのまま使うので重量を変えることはできません。

 

ですが人工皮革なら自由に改良できるので、ランドセルの一番の問題点でもあった重さが解決されています。

 

大量生産も可能な人工皮革のランドセルは、お値段がリーズナブルという魅力もありナンバー1のシェアとなっています。

 

耐久性は天然皮革に劣りますが、価格と機能が一番釣り合っているランドセルを求める方にはベストな素材と言えますね。

 

人工皮革は表記が決まっていない

人工皮革はどれも同じ合皮と言うイメージがあるかもしれませんが、実は2つの種類に分かれます。

 

一つは人工皮革そのままの名称で、マイクロファイバーの布地に合成樹皮を混ぜ合わせて作られた人工皮です。

 

こちらは布地に合成樹脂を含浸させていますから、丈夫で傷もつきにくいという特徴があります。

 

もう一つは合成皮革というもので、こちらは天然の布地に合成樹脂を塗布して作った人造皮になります。

 

簡単に言うと布地に合成樹脂を塗っただけのものなので、残念ながら強度は人工皮革よりも劣っています。

 

ランドセルによっては、人工皮革で作ったものでも合成革と表示されていたり、人造皮革とだけ表記されているものもあります。

 

このように人工皮革は表記がバラバラという特徴があるので、丈夫なランドセルを求める方は必ず人工皮革なのか確認しましょう。

高級ランドセルと普通のランドセルとの違い

ランドセルにはいろいろな種類がありますが、単純に分類すると高級ランドセルと普通のランドセルの2種類になります。

 

なかには高級と言ってもランドセルですから、普通のランドセルとは値段の違いしかないと思っている方も多いかもしれません。

 

ですが値段以外にも違いがあり、その違いを知っておくのはランドセル選びの参考にもなるのでチェックしておきましょう。

 

耐久性に優れている

高級ランドセルはお値段が高いのも事実ですが、それだけで高級と言っているわけではありません。

 

ランドセルに一番求められる耐久性に優れているという特徴があるからこそ高級なのです。

 

もちろん、基本的にランドセルは丈夫に作られています。ですが使われる素材によって、どうしても耐久性は変わってきます。

 

高級ランドセルにはコードバンや牛革など天然皮革が使われているのですが、これらの素材は人工皮革にはない耐久性としなやかさがあります。

 

だからこそ、多少乱暴に扱っても壊れませんし、長く使うほどに革が馴染んで風合いが出てきます。

 

人工皮革だとただボロボロになってしまいますが、高級ランドセルであれば使いこむほどに味わいが出てくるのも特徴と言えるでしょう。

 

普通のランドセルと何が違うの?

普通のランドセルの品質が悪いということはありませんが、多くの場合、高級ランドセルとは製法が異なります。

 

高級ランドセルは、基本的にランドセル職人が一つ一つ手作りをしています。

 

一方普通のランドセルは工場で大量生産されていて、多くの工程は機械が行っています。

 

いくら機械が高性能だとしても、人間が検品をしているとしても、縫い目がすべて同じとは限りません。

 

つまり中には多少縫合が乱れていたり、ビスが弱かったりするので壊れる可能性があります。

 

高級ランドセルは人間の手で作られるので、縫合を間違えればその場で縫いなおしますし、ビス止めもしっかり行うので壊れにくいです。

 

ですので、耐久性だけではなくランドセル自体の持ちの長さが高級ランドセルと普通のランドセルの違いになります。

 

ランドセルは、まだ物の価値観が理解できない年齢から使い始めます。

 

と言っても6年間毎日使うものですから、例え高級品であっても検討の対象に入れておきましょう。

カラダが大きな子のランドセルの選び方について解説

縦にも横にも身体が大きくなったため、ランドセルが背負えなくなり新しく買い替えるケースもあります。

 

カラダがある程度大きい子供のランドセルの選び方について解説します。

背カンの可動域が広いものを選ぶ

 

肩ベルトとランドセル本体がつながっている部分にあたる背カンは、左右で同じ動きになるものとバラバラに動くものがあります。

 

小柄な子であればある程度固定されている方が背負いやすいでしょう。

 

ですが大きな子だと体の動きが制限されてしまうので、何かあったときに行動しづらくなります。

 

またランドセルを背負いにくくなるため、片方のベルトを外して背負ってしまう子も少なくありません。

 

大きな子であっても体幹がしっかりしていないと、転んだり事故にあうリスクが高くなります。

 

まずは背カンが左右バラバラに動くことを基準に選びましょう。

背中が蒸れにくい構造になっていること

 

ランドセルは背中にフィットしたものを選ぶのが基本です。

 

背負ったときに、背クッションと背中が綺麗にフィットしていれば重さによる負担も軽減されます。

 

ただ大きな子の場合は汗をかきやすいため、蒸れ対策が出来ていないランドセルは危険です。

 

背中にあせもなどができたら背負うのが嫌になり、片方のベルトだけ肩にかけるようになるかもしれません。

 

肌トラブルがなくても、汗をかきたくなくて正しい背負い方をしなくなってしまいます。

 

事故につながる危険性がありますから、通気性が良い素材を使った背クッションのものを選んでください。

肩ベルトが調整しやすいこと

体が大きな子は身長が高くなるかもしれません。

 

そうなると、肩ベルトの調整が必要になります。

 

ランドセルによって、肩ベルトの長さの調整段階は異なりますし、調整できる長さも違います。

 

調整段階が少ないと、窮屈もしくはぶかぶかの状態で背負わなくてはいけません。

 

[st-kaiwa1]長さが足りないと、背が伸びたときにランドセルが背負いづらくなります。[/st-kaiwa1]

 

ですので肩ベルトが微調整できるか、長さに余裕があるかもランドセルを選ぶ上でとても重要になるのですね。

保証期間が長いブランドを選ぶ

最近は6年保証をつけているランドセルが増えていますが、それでもすべてのブランドで保証しているものではありません。

 

大きな子の成長度合いは早いので、特に肩ベルトや背カン部分が壊れやすいです。

 

ランドセルは毎日使うものですから、壊れたらすぐに対応してもらう必要があります。

 

保証期間が短いものだと、期間が切れている場合、対応が遅くなることも少なくありません。

 

高学年になるほど壊れる確率は高くなりますから、6年間保証のものを選びましょう。

 

体が大きい子だと、6年の間にどれぐらい成長するかの目安がありません。

 

ですので肩ベルトの長さや背クッションの通気性など、普通なら選ぶ基準に入れない部分でもしっかり重視して選んでください。

 

以上が失敗しないランドセル選びのポイントです。

 

参考になれば幸いです。