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30年間学生カバンを作り続けたカザマが、ランドセルの製造を始めたのは1987年です。
高い技術力を身につけた職人が作り出すカザマランドセルは、6年間使い続けても型崩れしないという品質の高さが支持されて続けています。
A4フラットファイル対応やナスカン、持ち手などランドセルのスペックは年々向上しています。
ただ、ランドセルの使いやすさというのは、どこのメーカーのランドセルでもほぼ同じです。
そこでカザマランドセルがフォーカスしたのが背負い心地です。
ランドセルに一番負担がかかる所は、背負っているときに使う肩ベルトです。
そして子どもに負担がかかるのも背負っているときです。
カザマランドセルでは、背負い心地に大きく関わる背カンを独自に開発していて、さらに特許を取得しています。
テコの原理を応用したオリジナル背カンは、肩ベルトの金具や芯材を傷めないように、自然な立ち上がりを実現しました。
また、多くのランドセルメーカーが採用している立体肩ベルトも、強度を失わないように、計算されたカーブがつけられています。
ここまで徹底して背負い心地にこだわっているのがカザマランドセルの特徴です。
男の子用でもっとも売れているのはロッキーシリーズです。
ロッキーは、クラリーノの中でもっとも傷に強いタフロックで作られています。
ですので、活発な男の子でも6年間綺麗に使えるのが魅力です。
デザインはシンプルですが、ステッチのカラーを選べたりコンビカラーもあるので個性を潰すこともありません。
また、かぶせに型押しのワンポイントが入ったスポルタやパイソン・キッズなどのシリーズも人気です。
女の子から支持されているのは、かぶせにゴージャスな刺繍が施されているディアフレンドやクラシック、メロディアシリーズです。
これらのシリーズは、形はオーソドックスでもカラーや刺繍で個性を出せるところが魅力になっているようです。
カザマランドセルは直営店だけではなく、全国の百貨店でも購入することができます。
ただ、直営店以外では一部の商品しか取り扱っていないので、いろいろな種類をチェックしたい方は展示会に行くのがオススメです。